さて、いよいよ座談会のはじまりです。テーブルにトリンプのブラジャーやインナーをたくさん広げ、手に取って見たり触ったりしながら、お話がはずみました。
新さん:夏の蒸し暑い時期はできるだけ薄着にしたくて、ブラジャーやインナーでさえも少し暑苦しく感じてしまうこともありますよね。そういった不快感を軽減できるようなものがあると伺ったのですが…。
影山: ありますよ!トリンプでは、吸水性や通気性などに優れ、夏でも着けごこちが良いブラジャーやインナーを多数開発してご提供しているんです。
小林:たとえば、「トリンプ フリーブラ」のブラジャーは、随所にメッシュ素材を使って通気性が良く、なによりとても軽いので着用していても非常に楽で快適です。通気性だけでなく、吸水性も備わっているので、汗を吸収してすぐ乾き、不快感を防ぎます。他のラインナップのブラジャーも、夏に出す商品は吸水性や通気性を意識したつくりにしていて、一番人気の「天使のブラ® スリムライン」にも、夏向けのバージョンとしてメッシュ素材を取り入れたものがあるんですよ。
▲ 実際にメッシュ素材の軽さや肌ざわりの良さを体感。重さはミニトマトたった5個分とのこと!
河島さん:汗の蒸発を助けるのは、気化熱によって体表面の温度をさげ、体温を適切に調節するうえで、とても大切なことなんです。吸湿性・速乾性の高い下着を身につけることは、蒸し暑さによる不快感を減らすと同時に、熱中症予防にも適しているといえますよね。
河野:夏用のキャミソールやトップなどのインナーの素材には、「タッチクール(接触冷感)機能」を施したものがあり、熱伝導が良い糸や編み方により、触った瞬間に少しひんやりした体感が得られるようになっていて、暑い夏でも着やすくなっています。
河島さん:あ、本当ですね!冷たい!!これなら暑い夏でも抵抗なく身につけられそうです。
河野:さらに、「天使の扉」シリーズのインナー商品は、汗をかくと布の編み目が広がって通気性がアップする素材にもなっているんですよ。
新さん:そんな素材も作れるんですね!次から次へとトリンプさんの工夫が出てきますね!こういった商品はみなさん自身が開発に携わられているのですか?
小林:はい、そうです。素材の部分から開発に携わっています。お客さまの声を取り入れたり、自分たちで試着をして着けごこちを確認したりしながら常に新しいものを開発しています。
河島さん:なるほど。トリンプのみなさんのこだわりがぎっしり詰まっているんですね。
新さん:日本気象協会は気象の専門知識を活かして、様々な媒体に熱中症指数などの情報を提供してきましたが、昨年から始めた「熱中症ゼロへ」プロジェクトでは、熱中症予防を「知って」「気づいて」「アクション」というテーマを持って呼びかけ、予防の行動をとってもらうところまでを目標にしているんですよ。
河島さん:熱中症予防のために、「通気性・吸水性の高い衣服を身につけましょう!」と呼びかけることはできるんですが、「たくさんある商品の中でどれを選べばいいの?」と聞かれてしまうと、答えられなくて。トリンプさんから熱中症予防の観点からも最適な商品をご提供いただいて、後押ししていただけることは非常にありがたいです。
衣服による熱中症予防のポイントは通気性・吸水性の高いものを着用すること。夏は通気性や吸湿性などの機能性に優れたブラジャーやインナーがたくさんあるので、積極的に活用しましょう!
(河島未怜さん)
河島さん:下着のたくさんの優れた機能を活かして、「暑いから下着を省く」のではなくて、「暑い夏を快適・健康に過ごすために下着で工夫する」といった考え方ができそうですね。
トリンプ(一同):そうなんです。下着を着たほうが涼しくて快適なんです。それはぜひ知っていただきたいですね。
新さん:「着たほうが涼しい」というのはとても大きなポイントですよね。なかなかみなさんが意識しにくいところだと思うので、熱中症予防の一つのアクションとして、トリンプさんと一緒に発信していきたいです。「夏だからこそ、ブラジャーやインナーを工夫して快適に過ごす」ということを多くの方に意識してもらえるようになったらいいですね。
影山:素材の機能や着けごこちに加えて、見た目や形としてもTシャツなどの薄着でもひびきにくい控えめな装飾のブラジャーや、肩口を自由に広げて調節して着ることができるインナーなど、夏に適したデザインにしていたり、汗のにおいの消臭効果も備えていたりと、様々な面で夏の時期に使いやすい商品を展開しているので、ぜひみなさんの夏の生活に取り入れていただきたいです。
河島さん:そうですね。「下着を身に着けたほうが、涼しい!」これはキーワードですね。熱中症予防に通気性や吸湿性の優れた衣服を、という表現は浸透していますが、この衣服という言葉を「下着」に置き換えてもいいと思います。
下着は着たほうが涼しくて快適。熱中症予防の観点でも、適切な下着を身に着けることが重要!
(新江梨佳さん)
河島さん:外に着ている服は、ほとんどの方が季節に合わせて衣替えをされると思うのですが、下着は通年同じという方も少なくないのではないでしょうか。素材や機能性、デザインなどの工夫を知ると、外に着る服と同じように下着も衣替えできるのがわかります。熱中症対策の観点からも、下着の衣替えをぜひおすすめしたいです。
新さん:「下着も衣替え」、いいですね!これからの熱中症対策のキーワードにもなりそうです。ぜひ、多くの方に知っていただき、実践していただきたいですね。
トリンプ(一同): そうですね!自慢の商品が本当にたくさんありますので、ぜひ一度お試しいただき、みなさんの夏の快適で健康な生活に役立てていただけたらと思います。
夏は「下着も衣替え」。夏用下着を身に着けて、熱中症の危険から身を守り、快適な夏を過ごしましょう。
(河島未怜さん/新江梨佳さん)
今回は、日本気象協会が推進する熱中症予防活動「熱中症ゼロへ」にご協賛いただいている、トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社を訪問してきました。
トリンプのみなさんは商品開発にかける熱意にあふれていて、夏を快適にするこだわりの商品の機能や工夫について楽しく学ばせていただきました。
「下着も衣替え」。熱中症予防や夏を快適に過ごすために、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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